コーン前NEC委員長:貿易摩擦、減税効果を相殺する可能性も

コーン前米国家経済会議(NEC)委員長は貿易摩擦について、議会が昨年に可決した減税の経済効果を相殺する可能性があるほか、成長減速を引き起こす恐れもあると述べた。

  コーン氏は貿易戦争が減税の経済効果を帳消しにする可能性はあるかとの質問に対し、「その可能性はある」と発言。同氏は14日、米紙ワシントン・ポストが主催したイベントで話した。

  同氏は貿易を巡る対立激化が米国のリセッション(景気後退)を誘発することもあり得ると指摘。関税はインフレ上昇と消費者債務の増大につながると述べ、それらは歴史的に景気減速の要因となってきたと説明した。リセッションについては「実際に陥るまで、それにつながる要因が何かは全く分からない」と語った。

  コーン氏はトランプ大統領が貿易収支を重要視していることについて、正当化されないとも示唆。「貿易赤字は問題ではないと、私は常に言ってきた」と続けた。

原題:Cohn Says Trade Disputes Could Wipe Out Tax Cut Benefits(抜粋)

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