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三菱商:ペルー銅鉱山の権益を660億円で追加取得-比率4割に拡大へ

  • ケジャベコ銅鉱山の権益比率を18.1%から40%に引き上げへ
  • 三菱商が出資する銅鉱山では最大の権益比率、EV需要などに対応

三菱商事は、新規開発を予定しているペルーの銅鉱山の権益を現在の18.1%から40%へと引き上げる。6億ドル(約660億円)を投じて、事業パートナーである英資源会社アングロ・アメリカンから一部権益を買い取ることで合意した。電気自動車(EV)の普及などに伴い銅の需要拡大が見込まれることから、安定調達先を確保する。

  アングロが14日、発表した。三菱商の広報担当者も権益比率の引き上げについてアングロと合意したことを確認した。追加取得は7-9月期に完了する見通し。三菱商が4割、アングロが6割の権益比率となる。

  三菱商はチリとペルーで五つの銅鉱山に出資しているが、40%の権益比率は最大となる。比率を高めることで鉱山経営への関与を強めることを狙う。一方、アングロは債務削減が課題であり、権益の一部譲渡を検討していた。

  アングロによると、ケジャベコ銅鉱山の鉱石埋蔵量は推計13億トンと未開発鉱山では世界最大規模を誇る。年央の最終投資決定を目指し、2022年からの生産開始を予定している。

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