オリエンタルランド、ディズニーシー拡張に2500億円-「アナ雪」の新エリアも

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  • 「アナと雪の女王」に関連したものなど4施設やホテルを追加
  • 米ウォルト・ディズニーとの間のライセンス契約を延長-2076年まで
Photographer: Tomohiro Ohsumi
Photographer: Tomohiro Ohsumi

東京ディズニーリゾート(TDR、千葉県)を運営するオリエンタルランドは14日、2500億円を投じて東京ディズニーシーを拡張すると発表した。2022年度中の拡張部分の開業を目指す。

東京ディズニーランド

Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

  01年に開業した東京ディズニーシーの拡張計画には映画「アナと雪の女王」に関連したものなど4つの施設のほか、ディズニーホテルの建設も含まれている。同社は現在46年までとなっている米ウォルト・ディズニーとの間のテーマパークに関連するライセンス契約を76年まで延長することでも合意した。

  今回の拡張計画が売上高を年500億円程度押し上げると見込んでおり、同社の連結売上高は5000億円台半ばから後半に拡大すると予想している。入園者数については過去最高水準の更新を目指しているが、具体的な数字については言及を控えた。

  会見に出席した上西京一郎社長は、入場料について「上げていく機会と捉えている」と述べ、具体的な数字を次期中期経営計画に盛り込む考えを示した。すでに19年度に東京ディズニーシーに、20年度には東京ディズニーランドに新アトラクションを導入する計画を発表しており、今回の拡張計画と合わせると総投資額は3500億円に上る。

  拡張に踏み切った背景には混雑の悪化による入園者の満足感の低下がある。会見に同席した加賀見俊夫会長は、第3のテーマパークの新設という意見もあった中で、既存パークの満足感向上を重視して拡張を選んだと語った。敷地内に水面が多いディズニーシーの方が混雑度が高いことから、ディズニーランドに優先して拡張に踏み切ったことも明らかにした。

  新たに建設するホテルは客室単価を上げ、海外からの富裕層旅行客に対応する。新しいアトラクションは刺激の強いものを避け、子供から高齢者まで楽しめるものを想定してるという。

  同社は18年度の入園者数が前年度比3%増の3100万人になると予想。35周年イベントが入園者数の増加につながるとしていた。これまでで最も入園者数が多かったのは14年度の3138万人。中期経営計画では20年度の入園者数が過去最高となることを目指している。

(3段落以降に会見の詳細を追加しました.)
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