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サウジが最大100万バレル増産の複数プラン提案、非公式に協議-関係者

  • ロシアは日量100万バレル程度を速やかに市場に供給することを望む
  • 50万バレル直ちに増産し、第4四半期に同程度増産する案も含まれる

石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国による協調減産の終了に向けた道筋を巡り、サウジアラビアは、ロシアと他のOPEC産油国との立場の違いを埋めるため、2段階の増産を含む複数のプランをOPEC加盟国に提案した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

Saudi Arabia's Crown Prince Mohammed Bin Salman Visits France's President Emmanuel Macron

サウジのムハンマド皇太子

フォトグラファー:Christophe Morin / Bloomberg

  協議の非公開情報を理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、イランとベネズエラ、イラクが強硬に反対し、米政府からも圧力を受ける状況で、サウジは増産への支持拡大に動き、ウィーンで開くOPEC総会(22日開催)を控えて、閣僚や各国代表らがサウジのプランを非公式に検討している。

  ロシアのプーチン大統領とサウジのムハンマド皇太子は、サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会の開幕に合わせて、14日にモスクワで会談し、石油政策を協議する予定。

  ロシアの意向を詳しく知る関係者の1人によれば、生産国が増産可能となり次第速やかに日量100万バレル程度を市場に供給することを提案。これに対し、サウジのプランには、日量50万バレルの1回だけの増産のほか、50万バレル直ちに増産し、その後10-12月(第4四半期)に同程度の増産を行う案や、60-70万バレル前後の増産というアイデアも含まれるという。

原題:Saudis Are Said to Float Range of Ideas for Higher OPEC Output(抜粋)

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