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米イールドカーブ平たん化進む、FOMC利上げ後-07年以来の水準

  • 米国債の5-30年物利回り格差が24.4bpまで縮小
  • 「米経済が減速すると債券市場は確信している」-ブックバー氏

米国債の5-30年物イールドカーブ(利回り曲線)平たん化が13日の米利上げ後に進み、利回り格差は2007年8月以来の水準に縮小した。米連邦公開市場委員会(FOMC)は同日、今年通年で予想する利上げ回数も上方修正した。

  5年債と30年債の利回り格差は24.4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)まで縮小し、5月に記録した年初来の最低水準を下回った。2-10年物でも07年以来の水準に縮まり、39.1bpに達した。その後は40bpをわずかに上回った。

  米国債利回り曲線の形が重要なのは、右肩下がりの逆イールドになると米経済がその後リセッション(景気後退)に陥るという歴史があるからだ。このため、投資家や当局者が警戒する。FOMCは今年通年の利上げ予測回数を3月時点の3回から4回に引き上げ、来年の予測中央値も上方修正した。

5-30年債利回り格差が一段と縮小

  ブリークリー・ファイナンシャル・グループのピーター・ブックバー最高投資責任者(CIO)は「米金融引き締めが続くのに伴い、経済が減速すると債券市場は確信している」と述べた。

  米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は13日、利回り曲線平たん化に引き続き、政策当局者らは関心を払っていると述べた。議長は「イールドカーブは、FOMC参加者を含め、人々の話題にずいぶん上っているものだ。その議論は何が適正な政策かに関するものであり、中立金利に近づく中で政策をどう考えるかということだ」と発言した。

  パウエル議長はその上で、長期金利の低さは謎だとも語り、歴史的に低いタームプレミアムや安全資産としての米国債需要が影響しているのかもしれないと分析した。タームプレミアムは、投資家が10年物など長期債を保有する際にバッファーとして求める上乗せ金利。

Dimmed Term Premium

原題:Treasuries Curve Reaches Flattest Since 2007 on Steeper Fed Path(抜粋)

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