米国務長官:北朝鮮の非核化、トランプ政権1期目中の進展を望む

  • ポンペオ国務長官は13日ソウルに到着-日韓の政府高官に説明へ
  • 北朝鮮は米国の要求を理解している-ポンペオ長官

ポンペオ米国務長官は北朝鮮の非核化について、トランプ政権の1期目中に大きく前進するとの期待を表明した。北朝鮮の非核化を巡っては、シンガポールで開かれた米朝首脳会談で具体的なコミットメントが示されなかったとして批判が上がっている。

  ポンペオ長官は13日にソウルで記者団に対し、どの程度の期間で北朝鮮が核兵器プログラム廃止に動き出すのを望むかとの質問に対し、「今後2年半でそれが実現する可能性があると期待している」と回答。「やり遂げられると希望を抱いている。やるべきことは多い」と続けた。

ポンペオ米国務長官

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  長官はこの日ソウル入りした。14日には韓国と日本の政府高官と会談し、トランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が首脳会談で署名した共同声明などについて説明する。声明では北朝鮮が「朝鮮半島の完全な非核化」に向けて取り組むと記された以外は具体的なコミットメントに触れておらず、トランプ大統領に対し批判の声が上がった。北朝鮮は1990年代以降、朝鮮半島の非核化に関する合意と破棄を繰り返してきた。

  ポンペオ長官をはじめ米政府高官はここ数週間、北朝鮮に対する経済制裁を解除するには同国が「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」(CVID)に同意しなければならないと強調してきた。ポンペオ長官はこの日、共同声明での文言には明確には記されていないものの、その要求は含まれていると記者団に説明した。

  ポンペオ長官は「意味合いについては議論の余地もあるだろうが、声明の文書に含まれていると保証できる」とし、「米国が準備していること、また準備できていない可能性の高いいくつかのことについて北朝鮮が理解していると私は確信する」として、「また徹底した検証が行われると北朝鮮が理解しているということも、私は同様に確信する」と加えた。

原題:Pompeo Sees North Korean Denuclearization in Trump’s First Term(抜粋)

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