トランプ大統領、北朝鮮の「核の脅威はない」-廃棄の期限未定でも

  • 北朝鮮、もはや米国にとって最も危険な問題ではない
  • 「完全非核化」実現への詳細なく米国内に懐疑論

トランプ大統領

Photographer: SeongJoon Cho/Bloomberg
Photographer: SeongJoon Cho/Bloomberg

トランプ米大統領は、北朝鮮による核の脅威はもはやなくなったと宣言した。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は核兵器の廃棄について期限を示してはいない。

  トランプ大統領は13日、米朝首脳会談を行ったシンガポールから帰国。ワシントン到着の直後に、「誰もが、私が就任した日よりもはるかに安心できるだろう」とし、「もはや核の脅威はない」とツイートした。

  歴史的な米朝首脳会談でトランプ大統領と金委員長は、北朝鮮が「完全非核化」を約束する共同声明に署名したが、その実現に向けた詳細な道筋は何も示されなかった。このため米国にはトランプ氏の成果に懐疑的な見方がある。米国の軍事アナリストらによれば、北朝鮮には最大60発の核爆弾がある。金委員長が米国に到達可能としているミサイルもある。

  トランプ大統領は続くツイートで、自分が「就任するまでは、人々は米国が北朝鮮と戦争すると考えていた」とし、「オバマ前大統領は北朝鮮が米国にとって最大かつ最も危険な問題だと話していたが、もはやそうではない。今夜は安心して眠ってくれ!」と言い放った。

  大統領はまた、韓国との合同演習の一部を停止する決定を擁護し、「戦争ごっこをやめれば巨額の節約になる」とツイート。「われわれは双方とも誠実に交渉している!」と強調した。

原題:Trump Says North Korea Poses No Nuclear Threat, Despite Weapons(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE