Photographer: Qilai Shen

テンセント株に上昇余地、下落局面も高成績の中国株運用者は強気維持

  • 弱気になるのはあまりにも短絡的だとBNPのモーラー氏
  • 中国インターネット株でテンセントとアリババはなおトップピック
Photographer: Qilai Shen

中国のテンセント・ホールディングス(騰訊)は1月以降に時価総額が710億ドル(約7兆8600億円)相当目減りしたものの、BNPパリバ・アセット・マネジメントの大中華圏株式責任者キャロライン・モーラー氏の同銘柄に対する信頼は揺らいでいない。

キャロライン・モーラー氏

出典:BNPパリバ・アセット・マネジメント

  世界的なテクノロジー業界の混乱や利益率縮小などを巡る懸念が響き、テンセント株は1月に付けた最高値から12%下落。それにもかかわらずモーラー氏は引き続き、テンセント株が組み入れ可能な全てのファンドで同社株の保有率を9%余りに維持している。

  テンセントについて弱気になるのはあまりにも短絡的だとモーラー氏はみており、同社とアリババ・グループ・ホールディングは依然として中国のインターネット銘柄で同氏のトップピックだ。より規模の小さい競合企業はこの2社が過去に遂げたような急速な成長を達成できないとの見方が背景にある。

  テンセントの株価はこの10年間に急伸し、昨年だけで2倍余りに上昇。最高値を付けた1月23日までに、同社の株価収益率(PER)は51倍に達していた。現時点で、株価純資産倍率(PBR)は約12倍、時価総額は5060億ドル。

  ブルームバーグの集計データによれば、モーラー氏が運用に携わるファンドの1つ、「パーベスト・エクイティー中国A株ファンド」はここ3年にわたり同種ファンドの99%をしのぐ運用成績を挙げている。
  

原題:China Manager Beating 99% of Peers Says Tencent Has Room to Rise(抜粋)

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