イーライリリーとアストラゼネカ、アルツハイマー病治療薬の治験中止

  • 「ラナベセスタット」が治験目的を達成できない公算が大きくなった
  • 両社は18年見通しを据え置き、大きな財務上の影響はないとの見方

イーライリリーと英アストラゼネカは、アルツハイマー病の実験薬「ラナベセスタット」について2つの後期臨床試験を中止した。同薬が効果の兆しを示さなかったため。アルツハイマー病治療薬の開発では失望的な結果が続いている。

  両社の12日の発表資料によると、独立データモニタリング委員会はラナベセスタットについて、初期のアルツハイマー病および同病に関連する軽度認知症に関する治験目的を達成できない公算が大きくなったと判断。安全性への懸念はないという。

  アストラゼネカは別の発表資料で、治験中止の決定は重大な財務上の影響を及ぼさない見込みで、今年の会社見通しを維持すると説明。イーライリリーも治験中止に伴う多額のコストを予想しておらず、2018年の見通しを据え置いた。

原題:Another Alzheimer’s Drug Fails as Lilly, Astra Halt Tests (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE