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エルドアン氏が辛勝か、番狂わせの敗北か-予断許さぬトルコ大統領選

  • エルドアン氏は大統領選で勝ち、議会で過半数の支持を得られる情勢
  • ただ、野党勝利という予想外の事態も誤差の範囲で起こり得る

トルコで24日に行われる大統領選と総選挙のダブル選は、最後まで大接戦になる可能性があり、エルドアン大統領は権力掌握のためにより厳しい戦いを強いられ、番狂わせの敗北を喫することもあり得る状況だ。ブルームバーグが委託した世論調査の結果で示された。

  フォーサイト・ダニスマンリクが7-11日に500人を対象に実施した調査の結果によれば、エルドアン大統領は第1回投票で50.8%の票を得て当選し、議会で過半数の支持を獲得できる情勢。ただ、野党勝利という予想外の事態も誤差の範囲で起こり得る。

  経済悪化の懸念が高まる状況でも、エルドアン氏以外の候補への投票を考えられるコアの支持者はほとんどいないが、民族主義者の間では党離れが進んでいる。

  ルービニ・グローバル・エコノミクスでシニア新興市場エコノミストを務めたフォーサイトの共同創業者、メルト・ユルディス氏は「エルドアン氏は常に連立を必要としたが、今後も必要とするだろう。議会選と大統領選の両方で勝利したとしても、政治不安が終息する可能性は小さい」と指摘した。

  世論調査結果で示された総選挙での予想得票率は、与党公正発展党(AKP)が46%、AKPと連携する民族主義者行動党(MHP)が4.5%、共和人民党(CHP)が27.5%、国民民主主義党(HDP)が11.7%となっている。

原題:Erdogan Fights to Keep Power as Bloomberg Poll Shows Tight Votes(抜粋)

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