英BAT、日本で加熱式たばこの成長にブレーキ-目標達成に暗雲

  • たばこ代替品の見通しに対する投資家の期待は後退
  • ライバルのフィリップ・モリスとJTも同じ問題に直面

英ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)は、日本で加熱式たばこの急速な成長が鈍化していることを明らかにした。この商品分野が従来のたばこの減少分を相殺し得るとの見方に新たな疑問が加わった格好だ。

  BATの12日の発表によると、同社の加熱式たばこ「グロー」は発売から半年で日本市場のシェアが4.3%に達したが、ここ7週間は伸びが頭打ちとなっている。

  2018年はたばこ代替品の収入を2倍余りに増やし、10億ポンド(約1480億円)を「はるかに超える」という目標を同社は掲げているが、売り上げ減速はこの目標に疑問を生じさせる。ジェフリーズのアナリスト、オーウェン・ベネット氏は、「信じる前にそれを確認したい」と投資家は望んでいると指摘した。

  米フィリップ・モリス・インターナショナルが4月、日本の年配層の喫煙者に加熱式たばこ「IQOS(アイコス)」への乗り換えを勧めているものの苦戦していると明らかにして以後、次世代製品の見通しが一段と暗くなった。日本たばこ産業(JT)の推計によれば、2年間におよぶ急成長で日本のたばこ市場全体に占める加熱式たばこ製品の割合は1月に21%に達したが、それ以降伸びは停滞している。
         

Tobacco Investors Kick the Habit

原題:BAT Hit by Heated-Tobacco Slowdown as Japan Growth Stalls (1)(抜粋)

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