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ドラギECB総裁、金利について曖昧貫く公算-今週にQE終了協議

  • 「できるだけ何も言わない方が良い」-BNPのバーウェル氏
  • 市場は19年第2四半期の中銀預金金利引き上げ予想
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁

Photographer: Dario Pignatelli/Bloomberg
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁
Photographer: Dario Pignatelli/Bloomberg

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は今週の政策委員会後の会見で債券購入プログラムの終了について発言するかもしれないが、政策金利については曖昧さを維持する公算だ。

  ECB政策委は今週の会合で債券購入終了について協議する。これについて何らかの発表をする可能性もあるが、購入終了後も「相当期間」政策金利が現行水準にとどまるとのガイダンスをどう変更するかについてのヒントはまだない。

  当局者らは、来年半ばごろの利上げを見込む市場予想は現時点で理にかなっていると繰り返し発言している。米連邦公開市場委員会(FOMC)とイングランド銀行の例から学び、このような曖昧な誘導の方が望ましいと考えているのかもしれない。

  BNPパリバ・アセット・マネジメントのエコノミスト、リチャード・バーウェル氏は、同じ道を進んだ中央銀行の経験から 「学べる教訓は、金利の道筋を公表するほど勇敢でないならば、できるだけ何も言わない方が良いということだ」と話した。

BOE-Style Forward Guidance

  ブルームバーグのエコノミスト調査では、ECBが2019年第2四半期に中銀預金金利、第3四半期にリファイナンスオペの最低応札金利を引き上げるとの予想が示された。ドイツ連邦銀行のバイトマン総裁とフランス銀行のビルロワドガロー総裁は最近、現実的な予想だと発言した。

  現時点では金利について具体的になる必要はない。資産購入は少なくとも9月末まで継続され、年末までに完全に終了されることは恐らくないだろう。インフレ回復は緩やかで今年の景気減速の度合いも不透明だ。イタリアの政治混乱が債券相場に影響を与え、世界の貿易摩擦が強まる中、12日に発表された6月の独景況感指数は2012年以来の低水準に落ち込んだ。

  こうした状況の中、市場予想についての時折の発言という方法がECBが進む道となりそうだ。ノムラ・インターナショナルのシニアエコのミスト、アンドルー・ケーツ氏は、QEが終了することに絡む「若干のガイダンスの変化はあるだろう」が、ECBが金利について「今より明瞭になるとは思わない」と語った。

原題:Draghi Learns Lesson From Fed as ECB Stays Vague on Rate Outlook(抜粋)

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