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OPEC、原油需要の不透明性を強調-重要な総会を1週間後に控え

  • 総会は22-23日に開催、生産引き上げの有無を議論
  • 下期の原油需要予測は幅広いレンジ-月報で指摘

石油輸出国機構(OPEC)は増産の有無を議論する重要な総会を1週間後に控え、原油需要の強さに深い不透明性があると強調した。

  OPECは12日発表した月報で、今年下期にどれだけの生産が必要か「幅広い予想レンジ」があると指摘。現在の生産水準よりも需要が大幅に上回ることも、小幅に下回ることもあり得るとの見方を示した。

Demand Uncertainty

OPEC's current output exceeds the lower estimate for demand for its crude in 2H

Source: OPEC

Note: Figures show 6-month averages, except actual production for 1H 2018, which excludes output for June

  メインシナリオの予測は前月の月報とほぼ同じで、世界の需要を完全に満たすには増産が必要であることを示唆。下期に必要なOPECの原油生産を日量平均3334万バレルとし、5月の実績である3187万バレルを大きく上回った。

  ただ、OPECが需要見通しに不透明性を強調するのは異例。ウィーンのOPEC事務局は「さまざまな要因により、世界の原油需要やOPEC非加盟の産油国の供給に大きな不透明性がある」と指摘。「下期に対する今回の見通しは、注意深く見守っていくことが必要だと示唆している」と説明した。

原題:OPEC Highlights Oil Demand Uncertainty Before Crucial Meeting(抜粋)

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