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クオンツファンド、株式保有を圧縮-水面下のボラティリティーが上昇

  • クレディSがデータ取るファンド、株式エクスポージャーを10%圧縮
  • ファクターリターンのボラティリティー上昇が株式の処分促す

株式ボラティリティーの記録的な急上昇でもクオンツファンドに株式を売らせることはできなかったが、水面下で高まっている市場のストレスがついにクオンツによる売りを促した。

  クレディ・スイス・グループが提供するプライムサービスのプラットホームを活用するクオンツヘッジファンドは、1年半にわたり継続していた株式の購入を停止した。これらのファンドは5月末までの2カ月間にエクスポージャーを約10%圧縮。ここ1週間ほどは、おおむね現状を維持している。

  成熟する景気サイクルの底流の変化により、バリューやモメンタム、グロースなどクオンツが分析するファクターリターンのばらつきやボラティリティーの拡大に拍車が掛かっている。

  また、価格の関連性を追う統計モデルも混乱させていると指摘するクレディ・スイスのリスクアドバイザリー担当責任者マーク・コナーズ氏は「成熟する成長、中央銀行の政策、貿易戦争。これら全てがセクター間およびアセット間のローテーションで勝ち組と負け組を生んでいる」と言う。
          

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株式売却によりクオンツの総エクスポージャーは過去2カ月間に大幅減少

  クオンツは一般的に、価格変動が高まった際は保有株を減らす。足元ではファクターリターンのボラティリティー上昇が株式の処分を促した。ファクターリターンは主要株価指数を見ていても気付きにくい。
         

Tech Tantrum

原題:Quant Funds Step Back From Stocks as Hidden Volatility Builds(抜粋)

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