サイクル「後期」は「好機」-売り急ぐなとJPモルガン・アセット

  • 相場「後期」はサイクル全体と同様に長期化し延びる可能性ある
  • 早過ぎる売りで逃す利益は大きいとアザレロ氏

投資家の多くが世界経済は今、景気循環の後期に突入したとの見方をし、勝つために売りに回るかどうか頭を悩ませている。JPモルガン・アセット・マネジメントの世界市場ストラテジスト、サマンサ・アザレロ氏は売りを急がないよう助言している。

  同氏は最近のリポートで、「サイクル終盤入りは終わりが近いことを意味するものではない」と記した上で、「実際この『後期』は、サイクル全体と同様に、長期化し、粘り腰を見せ、延びる可能性がある。終わりを叫ぶことは愚か者がやることで、好機を逸する結果となり得る」と指摘した。

  アザレロ氏によれば、早過ぎる売りで逃す利益は大きい。1973年からのリターンを活用し算出したところによれば、株式相場がピークを付ける2年前に取引を終了した投資家は約45%の上振れを、半年前の場合は平均で14%の上振れを逸失したことになるという。

Peaky Blinders

Average stock returns positive prior to historic market peaks

Source: JPMorgan Asset Management

Note: Average S&P 500 returns prior to 8 market peaks from 1973

原題:Don’t Sell Early, as Late Cycle Can See Big Gains, JPMorgan Says(抜粋)

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