コンテンツにスキップする

三菱マテリアルの竹内社長が退任、データ改ざん問題で責任

更新日時
  • 竹内氏は代表権のない会長に、グループのガバナンスなど対応
  • 後任には小野副社長が昇格へ、JIS取り消しで処分も発表
竹内章社長

竹内章社長

Photographer: Akio Kon/Bloomberg
竹内章社長
Photographer: Akio Kon/Bloomberg

三菱マテリアルは11日、一連のデータ改ざん問題の責任を明確にするためなどとして竹内章社長が6月22日付で退任すると発表した。新社長には小野直樹副社長が就任する。

  発表によると竹内氏は代表権のない会長に就く。グループのガバナンス強化に向けた指導や監督などを担うという。5月31日付で通知した6月22日開催予定の株主総会の召集通知では、竹内氏が社長を続投する議案を掲載していたが、急きょ変更した。

  今月8日には同社の直島製錬所(香川県)で日本工業規格(JIS)に適合していない生コンクリートの原料をJIS製品として出荷していたことなどから、JIS認証の取り消し処分を受けたと発表。グループ会社5社に加えて、三菱マ本体でも品質不正の事案が発生したことも踏まえ、一連の問題の経営責任を明確にするとしている。広報担当者によると社長交代の記者会見は予定していない。 

  直島製錬所でのJIS認証の取り消し処分を受けて、金属事業カンパニープレジデントを務める鈴木康信専務執行役員が7月から月額報酬の30%、同カンパニーのバイスプレジデントを務める酒井哲郎執行役員が同10%をそれぞれ3カ月間返上することも決めた。直島製錬所長については今月15日付で更迭するとしている。 

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE