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Photographer: Andrey Rudakov
cojp

リターン69%のヘッジファンド、原油相場回復の恩恵続くと予想

  • タイタン・オポチュニティーズ・ファンド、ボトルネックに注目
  • 2、3年以内に1バレル=100ドルに回復する「可能性は十分」
An oil pumping unit, also known as a "nodding donkey" or pumping jack, operates at sunset at a drilling site operated by Tatneft OAO near Almetyevsk, Russia, on Friday, July 31, 2015.
Photographer: Andrey Rudakov

資産家ジョン・フレドリクセン氏の元側近が運用するヘッジファンドは、敬遠された石油関連資産に投資して2年で69%のプラスのリターンを記録したが、この相場回復を利用する好機はまだ終わらない見通しという。

  約1億ドル(約109億円)を運用するタイタン・オポチュニティーズ・ファンドは、原油相場が崩れて石油関連企業の株・債券が壊滅的な打撃を受けた後の2016年6月に投資を開始した。石油輸出国機構(OPEC)と他の産油国による歴史的な減産合意を受けて原油相場が上昇したことから恩恵を受けている。今年は地政学的緊張の高まりも原油高を後押ししている。

Riding Oil's Recovery

Titan Opportunities Fund has returned 69% in two years

Source: Titan Capital Management

  しかし、タイタンのエスペン・ベステレン最高投資責任者(CIO)は、相場回復はまだ持続する余地が大きいと話す。米国のシェールオイル生産は目覚ましい復活を遂げたが、パイプライン設備が不十分なため伸び悩んでいる。石油関連企業による14年から17年にかけての劇的な支出削減に伴う世界生産への負の影響は顕在化し始めたばかりだという。

  ベステレン氏は6日の電話インタビューで「投資が相当増加しないと問題が生じる」と述べ、原油価格が2、3年以内に1バレル=100ドルに回復する「可能性は十分にある」と付け加えた。

  タイタンは、米シェールオイル生産が最も盛んなパーミアン地域でのボトルネックにより、エナジー・トランスファー・パートナーズやエナジー・トランスファー・エクイティーなどのパイプライン企業が押し上げられると見込んでいる。両社は同ファンドの資産の約10%を占める。

Room for Improvement

原題:Hedge Fund With 69% Return Sees More to Come From Oil Recovery(抜粋)

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