コンテンツにスキップする

米PG&E、刑事訴追の恐れ-昨年の加州北部での山火事で

From
  • PG&Eの機器が少なくとも12カ所の火災の原因と加州消防当局
  • 同社の法律違反が一部火災に関連していたとされる証拠も発見

米カリフォルニア州の消防当局は8日、公益企業PG&Eが所有する機器が昨年10月に同州北部を襲った山火事の一部を引き起こしたと断定した。この火事で合わせて44人が死亡したほか、住宅数千戸が焼失し、被害総額は推定100億ドル(約1兆1000億円)に上っていた。

  カリフォルニア州森林保護防火局の声明によると、PG&Eの機器が少なくとも12カ所の火災の原因となった。さらに、同社の法律違反が8カ所の火災に関連していたとされる証拠も見つかったという。

Wildfires Trample California's $58 Billion Wine Industry And Destroy 3,500 Homes

山火事で被害を受けたサンタローザの住宅街

撮影:David Paul Morris / Bloomberg

  この証拠は山火事を巡る数十件に上る訴訟でPG&Eの運命を左右しかねず、同社が刑事訴追される可能性もある。同社は2年前、安全規則に違反し、カリフォルニア州サンブルーノでの天然ガスパイプラインの爆発を引き起こしたとして有罪の評決を受けていた。

  米スタンフォード大学の気候・エネルギー政策プログラム担当ディレクター、マイケル・ワラ氏は「株主にとってこれが意味するのは良いものではない」と指摘。「PG&Eは何らかの責任を負うことになりそうだ」と語った。

Fire Hazard

  8日の米株式市場時間外取引でPG&Eの株価は一時1.3%下落。同社は発表資料で、「当社の全てのプログラムが州の高い基準を満たしている」と引き続き確信しているとコメントした。

Wildfires Trample California's $58 Billion Wine Industry And Destroy 3,500 Homes

サンタローザで電線の修復作業を行うPG&E

原題:PG&E May Face Criminal Charges After Probe of Deadly Wildfires(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE