コンテンツにスキップする

メルケル独首相、米ロ首脳会談開催のアイデアに支持を表明

  • トランプ大統領のG7首脳宣言不承認は「驚きで、やや気がめいる」
  • それでも米国と欧州のパートナーシップは終わりではない

ドイツのメルケル首相は10日、米国とロシアが首脳会談を開催することを支持する考えを示した。カナダ・ケベック州で開かれた主要7カ国首脳会議(G7サミット)が深刻な対立を残して終わったのを受け、世界の外交を前進させる意向を示した。

  トランプ米大統領は、クリミア併合を理由に主要国会議から除外されているロシアのプーチン大統領の復帰を容認すべきだとの見解を示唆。ホワイトハウス当局者が先週明らかにしたところでは、オーストリアがウィーンでの米ロ首脳会談開催を呼び掛けている。

  メルケル首相は独公共放送ARDとの1時間にわたるテレビインタビューで、米ロ首脳会談の開催のアイデアについて、「それが望ましいと考える。2つの重要な国であり、両国大統領が長い時間、会談することを希望してさえいる」と語った。

  一方、トランプ大統領がG7首脳宣言を承認しないとツイートしたことに関し、メルケル首相は「ツイートで背を向けるやり方は驚きで、やや気がめいる」とし、「米大統領は一方だけが勝って、他は全員負けだと考えるケースがあるようだ」と指摘。それでも米大統領との対話は続けなければならず、世界的なパートナーシップは終わりではないと述べた。

  メルケル首相はその上で、今回のG7サミットは自身が1年余り主張してきたように、欧州連合(EU)が世界の舞台で影響力を増すために団結を強める必要があり、米国はこれまでに比べて頼れるパートナーではなくなったという事実を浮き彫りにしたと論じた。

原題:Merkel Backs Trump-Putin Summit in Nod to U.S. After G-7 Summit(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE