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米国は北朝鮮に弱さ見せないため承認せず、G7首脳宣言-クドロー氏

  • トルドー首相は「背中から刺すようなことをした」-NEC委員長
  • 米朝会談前に弱さ見せるのを避けるため、大統領は反応した

トランプ米大統領が主要7カ国首脳会議(G7サミット)後に首脳宣言を承認しないとの決定を下したのは、カナダのトルドー首相の「未熟な」発言を受け、米朝首脳会談を控える自身が弱い存在にみられるのを避けるためだった。クドロー米国家経済会議(NEC)委員長が述べた。

  クドロー委員長はCNNの番組「ステート・オブ・ザ・ユニオン」で10日、トルドー首相が「まさに、われわれを背中から刺すようなことをした」と批判し、同首相に謝罪を求めた。トルドー首相側は、首相の9日の発言は何ら新しいものではないとコメントしている。

  クドロー委員長は、米国はG7サミットの首脳宣言を巡る交渉に尽力したほか、北米自由貿易協定(NAFTA)についても「カナダとの間で合意に非常に近づいていた」と発言。そうした中でのトルドー首相の9日の対米批判は「裏切り」だったとし、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との会談を控えて弱さを見せるのを避けるため、トランプ大統領は反応せざるを得なかったと釈明。「大統領は北朝鮮との交渉に向かう中で弱さを示すことを一切容認しないし、そうすべきでもない」とし、金委員長に米国の弱さを見せてはならないと述べた。

Group of Seven (G7) Leaders Summit

トランプ大統領とクドローNEC委員長 9日

写真家:Cole Burston / Bloomberg

原題:Kudlow Raps Trudeau for ‘Betrayal’ Before North Korea Talks (1)(抜粋)

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