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トランプ米大統領、G7で揺さぶり-貿易障壁全て撤廃と主張

  • 関税も障壁も補助金もないのがあるべき姿だと発言
  • 米国の鉄鋼・アルミ関税を批判する各国と攻守逆転させた形

カナダ・ケベック州での主要7カ国首脳会議(G7サミット)に出席したトランプ米大統領は、世界貿易に対する障壁を全て撤廃すべきだと提案した。サミット前には関税賦課に積極姿勢を示していたが、予想外の発言で各国に揺さぶりをかけた。

  トランプ大統領は米国の鉄鋼・アルミニウム関税を批判し、対決姿勢を示した同盟国の一部と激しい応酬を繰り広げた上で、ケベックに向かった。だが、現地で一転、米国の保護主義を非難する首脳と攻守を逆転させた形だ。

  トランプ氏は9日、同州ラマルベーで行った30分間の記者会見で、「関税も障壁もゼロ。それがあるべき姿だ。補助金もゼロだ」と述べた。

  G7の他のメンバー国が求めているのは米国が最近発表した関税措置の撤廃で、全ての関税をなくしたいと思っているわけでないことはトランプ大統領も当然分かっている。同大統領は米国の関税が他の主要な貿易相手国・地域と同率であるべきだと主張してきた。

原題:Trump Turns Tables on G-7 Summit With Free Trade ‘Proclamation’(抜粋)

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