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日米ユーロ圏の中銀が12-15日に金融政策決定、されど中身はばらばら

  • FOMCは利上げ見通し、ECBは債券購入停止で協議着手の可能性
  • 日銀は大掛かりな刺激策維持か-ドル高が見込まれ新興国には圧力に

日米ユーロ圏の3つの中央銀行が12-15日にかけて金融政策決定のための会合を開く。このうち、緩和策縮小で先導役を務めるのは米金融当局だ。

  米連邦公開市場委員会(FOMC)は12、13両日の会合で利上げを決める見通し。欧州中央銀行(ECB)は14日に開く政策委員会で債券購入を停止する時期について公式協議に着手する可能性がある。14、15両日に金融政策決定会合を開催する日本銀行は大掛かりな刺激策を維持すると見込まれている。

The Board Of Governors Of The Federal Reserve Holds An Open Meeting On Volcker Rule Modification

パウエル米FRB議長

写真家:Aaron P. Bernstein / Bloomberg

  日米ユーロ圏合わせて世界経済の約半分、円・ドル・ユーロは公的外貨準備高の4分の3を占めるが、各国・地域の中銀の金融政策にはこのような相違がある。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は相対的にタカ派の姿勢を保ち、投資家にはドル買いの理由となっている。こうした為替相場動向は、既に米金融緩和縮小に動揺し米金融当局に対して利上げペース減速の声を強めている新興市場国への圧力を強める恐れがある。

  ヘッジファンド、ユーリゾン・SLJキャピタルのスティーブン・ジェン最高経営責任者(CEO)は「米金融当局は、時間差があったとしても他の中銀がほとんどついていくことができないような軌道にとどまる公算が大きい。米国のインフレ率は上昇が続く可能性が高く、米金融当局はやるべきことをやるしかないだろう」と語った。

Growth Paths

The World Bank expects GDP growth to moderate in coming years

Source: World Bank

Note: 2017 growth figures are estimates, and data for 2018-2020 are forecasts. All numbers are percent change from previous year.

原題:World’s Big-Three Central Banks to Meet With Different Agendas(抜粋)

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