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バーナンキ氏:米経済は2020年に厳しい減速も-刺激策の効果薄れる

  • 減税や歳出拡大で「FRBの仕事全般がやりにくくなる」
  • 「景気対策は非常に悪いタイミングで実施される」とバーナンキ氏

バーナンキ元米連邦準備制度理事会(FRB)議長は7日、トランプ政権の強力な財政政策の効果が2年後に薄れることで、米経済成長は厳しい減速に直面する恐れがあると指摘した。

  バーナンキ氏はアメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)の会合で、トランプ大統領が署名した1兆5000億ドル(約165兆円)の個人・法人減税と3000億ドルの歳出拡大で「FRBの仕事全般がやりにくくなる」とし、その理由として失業率が非常に低い時期と重なることを挙げた。

  同氏は「景気対策は非常に悪いタイミングで実施される」とし、「米経済は既に完全雇用だ」と述べた。その上で、景気刺激策は「今年と来年に米経済に多大な影響を及ぼすが、2020年には『ワイリー・コヨーテ』が崖から落ちるような状況になる」と語った。ワイリー・コヨーテはアニメシリーズ「ロード・ランナー」に出てくる不運なキャラター。

原題:Bernanke Says U.S. Economy Faces ‘Wile E. Coyote’ Moment in 2020(抜粋)

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