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チューダーのAI活用マクロファンド、5月成績はプラス7%-関係者

  • マニヤー氏のファンドは欧州債券と世界の通貨取引で利益を確保
  • 昨年の運用開始後3カ月の運用成績はマイナスだった
Inside The DMM Mining Farm As Japan Unveils Guidelines For Allowing Initial Coin Offerings
Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg
Inside The DMM Mining Farm As Japan Unveils Guidelines For Allowing Initial Coin Offerings
Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

ヘッジファンド運営会社チューダー・インベストメントでダーメシュ・マニヤー氏が運用する新ファンドの成績が、5月はプラス7%となった。このファンドはマシンラーニング(機械学習)のアルゴリズムを活用してマクロの取引を手掛ける。

  事情に詳しい複数の関係者によると、「チューダー・マニヤー・マクロ」ファンドの今年これまでの成績は約13%のプラスのリターン。同ファンドは5月に欧州の債券と世界の通貨取引で利益を確保した。

  マクロファンドの運用者としては、ベテランのアラン・ハワード氏やジェフリー・タルピンズ氏も5月に大幅なリターンを記録。ここ数年は成績不振で主要中央銀行の政策が取引の足かせになっていると指摘してきたマクロトレーダーらに今年は、金利上昇や地政学的リスク、ボラティリティー上昇が好機をもたらしている。

  チューダーはマニヤー氏のファンド向けに約3億ドル(約330億円)を調達し、昨年10月に運用を開始した。担当者1人だけで運用する同社マクロファンドはマニヤー氏のファンドのみ。同氏は英アストン大学で機械学習の博士号を取得した。関係者の1人によると、昨年の運用開始後3カ月は8%の損失となり、滑り出しは不調だった。

  同社の広報担当者はコメントを控えた。

原題:Tudor’s Macro Hedge Fund Using A.I. Is Said to Return 7% in May(抜粋)

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