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アルゼンチン、IMFと5.5兆円のスタンドバイ融資で実務レベル合意

  • 融資は投資家の信頼感回復に寄与する見通し
  • アルゼンチン政府は新たなインフレ率・財政赤字目標設定に同意

アルゼンチンは国際通貨基金(IMF)から500億ドル(約5兆5000億円)のスタンドバイ融資を受けることで、スタッフレベルで合意した。同国政府が2桁のインフレ率と巨額の貿易赤字の問題に取り組む中、同融資は投資家の信頼感回復に寄与する見通し。

  同国政府が電子メールを通じて送付した声明によれば、スタンドバイ融資の期間は3年で、インフレ率と財政赤字の新たな目標設定に政府は同意した。

  アルゼンチンのIMFへの提案は投資家の信頼感回復に向け、充実した社会福祉プログラムに慣れて育った国民への支援をいきなり打ち切ることなく、財政支出の公約を撤回するのが目的だった。同国では3回の利上げにより銀行金利が40%を超えたものの通貨急落に歯止めを掛けられず、先月8日にIMFとの協議に入った。

  アルゼンチンが新たに設定した財政赤字の対国内総生産(GDP)比率目標は2018年が2.7%、19年が1.3%。従来は18年が3.2%、19年が2.2%だった。新たな19年のインフレ目標は17%。

  IMFの声明によれば、スタンドバイ融資はまだIMF理事会の承認を必要とする。同理事会は数日中に同案を検討する見通し。

原題:Argentina Secures $50 Billion in IMF Backing to Bolster Economy(抜粋)
   IMF Agrees to $50 Billion, Three-Year Program With Argentina (抜粋)

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