トランプ氏が上院共和党に圧力、関税導入権限を制限する法案阻止促す

  • 大統領は共和党上院議員13人をホワイトハウスに招き説得に努める
  • 会合で法案阻止に十分な結果が得られた可能性

米上院共和党は、安全保障上の判断に基づいて関税を導入する大統領権限の制限を目指す超党派の取り組みを阻止するようホワイトハウスから強い圧力を受けている。

  トランプ大統領は6日の午後遅く、ホワイトハウスの大統領執務室に共和党上院議員13人を招き、2時間話し合った。会合に出席した関係者2人によれば、大統領は議員らに対し、関税導入に議会承認を義務付ける法案に反対するよう促した。この結果、法案阻止に十分な成果を得られた可能性がある。

  リンゼー・グラム上院議員(共和、サウスカロライナ州)はその後の発表資料で、「より良い通商合意に向け交渉するトランプ大統領の権限を縮小させる時ではない。大統領の立場を弱める取り組みを支持するつもりはない」と述べた。

  共和党のマコネル上院院内総務は6日、衛星ラジオのシリウスXMの番組「ザ・ビッグ・ピクチャー」のインタビューで、関税が自分の地盤であるケンタッキー州に及ぼす影響を懸念しているものの、法律の制定を通じて大統領を束縛したいとは思わないと発言。大統領が方針を変更するよう説得する方が好ましいと考えていると述べた。

原題:Trump Pressures GOP Allies to Block Restrictions on Tariff Power(抜粋)

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