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米ゴープロとアンバレラ、立場逆転か-セクターの指標としての役割

  • アンバレラの見通しが失望呼ぶ-ゴープロ株は翌日一時3.4%安
  • 今ではゴープロの時価総額はアンバレラの60%にとどまる

米ウエアラブルカメラメーカー、ゴープロの株価はかつて、高解像度映像を処理する半導体メーカーのアンバレラなど、さまざまなサプライヤー株の指標として投資家から捉えられていた。だが、時代は変わった。

  ゴープロの時価総額は、新規株式公開(IPO)を行った2014年に120億ドル(約1兆3200億円)近くでピークに達した後、現在では10億ドル未満に減少。6日の米株式市場でも、同社株は一時3.4%下げた。5日にはアンバレラが2-4月(第1四半期)決算を発表。同時に示された5-7月(第2四半期)の売上高と利益率の見通しは投資家を失望させる内容だった。

  ブルームバーグのまとめによると、直近の年次報告書の時点でアンバレラは売り上げの12%をゴープロから得ており、ゴープロのサプライヤーリストの中で比率が最も高い。売上原価ベースではゴープロにとって2番目のサプライヤーだ。

  アンバレラの時価総額が14年半ばから15年半ばにかけて4倍近くの40億ドルに急増したのは、ゴープロのIPOや、スポーツ分野で注目を集めたことと恐らく関係している。今ではゴープロの時価総額はアンバレラの60%にとどまり、ゴープロは本当にこのセクターの指標にふさわしく、センチメントをけん引し得るのか、あるいは追随しているだけなのか、疑問が生じつつある。

Tail Wagging the Dog

原題:GoPro, Once Driving Ambarella Shares, Finds Itself Driven(抜粋)

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