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米利回り曲線、2年弱後の景気後退入り示唆-グッゲンハイムCIO

  • 現行の米利上げ方針維持なら「赤旗」とイールドカーブは警告
  • イールドカーブの経路は最も信頼できる指標の一つ-マイナード氏

グッゲンハイム・パートナーズのスコット・マイナード最高投資責任者(CIO)にとって、米国債のイールドカーブ(利回り曲線)は見栄えが良くない。

  マイナード氏は6日、S&Pグローバル・レーティングがニューヨークで開催した保険業界コンファレンスで、「恐らく1年10カ月後にリセッション(景気後退)に入るという地点周辺にわれわれはいると思う」と述べた上で、「人々にとっては警告だ。米金融当局が現行の利上げ方針を維持するなら、イールドカーブのフラット化が続く公算が非常に大きいからだ」と説明した。
 

Spread Narrows

  イールドカーブは一般的に、短期金利の上昇ペースが長期金利よりも速い場合にフラット化する。現在は、金融当局者を不安にさせかねないと一部のアナリストやストラテジストらが指摘してきた水準に差し掛かり始めているが、それは経験則として長短金利の逆転がリセッションの接近を示唆するためだ。クレジットサイクルを見通す上でイールドカーブの経路は最も信頼できる指標の一つとマイナード氏は言う。

  3月31日時点で約2460億ドル(約27兆円)を運用するグッゲンハイムでは、投資ポートフォリオの質を高めることで調整したとマイナード氏は語った。イールドカーブに関する同氏の見方には会議に同席したブラックストーン・グループのトニー・ジェームズ執行副会長も「確かに懸念材料だ」と同調。同社では、ポートフォリオの銘柄企業にリセッションへの備えが整っていると確認するストレステストを実施する傾向があると付け加えた。

原題:Guggenheim’s Minerd Sees Recession Looming in About Two Years(抜粋)

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