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Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg
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ECB当局者、資産購入停止近く協議へ-14日政策委で開始の公算

更新日時
  • ECBの政策担当者らは14日に次回の政策委を開く
  • プラート理事は最初の協議が目前に迫っているとの認識を示唆
The euro sign sculpture stands near the former European Central Bank (ECB) headquarters in Frankfurt, Germany, on Wednesday, April 25, 2018. About 8,000 additional jobs may be created in Frankfurt’s banking industry, a statement from the Government of Hesse state says, citing estimates by Helaba Research.
Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁にとって、危機対応の金融政策を過去のものにするためのECBの努力が、重大な分岐点に差し掛かりつつある。

  ECBのチーフエコノミストであるプラート理事は6日、債券購入を停止する時期を巡る政策委員会での最初の公式協議が目前に迫っているとの認識を示唆した。それは、2015年以降に約2兆5000億ユーロ(約324兆円)相当の債券購入を続けてきた金融刺激策の終了プロセス開始を意味する。

  ドラギ総裁は、それでも公表を7月になるまで遅らせる可能性があるが、プラート氏の発言を受けて、債券相場は下落し、ユーロ相場は2週間ぶりの高値水準まで押し上げられた。投資家らは、緊急刺激策の終了と19年の利上げに向けた政策転換の可能性に備えている。

  ABNアムロ銀行のマクロ・金融市場調査責任者ニック・コウニス氏は「つまり、これで終わりだということだ。純資産購入の幕引きを行うインフレの条件が満たされたとECBが判断していることを示すメッセージだ」と分析した。

  ブルームバーグは、ECBの政策担当者らが14日にラトビアの首都リガで開く次回の政策委で、資産購入プログラムの幕引きに関する最初の公式な協議を開始する可能性が高いと5日に伝えていた。

「この判断を来週の政策委で行う必要があることは明らかだ」とプラート理事が発言

出所:ブルームバーグ

  ECBが月300億ユーロのペースで現在行っている債券購入が年内にゼロになると市場は予想。短期金融市場では、ECBが中銀預金金利を10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き上げる時期について、1週間前の段階よりも1カ月早い19年9月との見通しが織り込まれている。

  バンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチのエコノミスト、ジル・モエック氏(ロンドン在勤)らは、ECBが次の手を打つ時期の予測を変更し、今年10-12月(第4四半期)のショートテーパー(短期間での終了)で来週合意が成立するとの見方を示す。

  モエック氏らは顧客向けのリポートで、「QEの資産購入終了の発表を7月26日の政策委まで待つことを望むだろうとわれわれは考えていたが、プラート氏の今朝のスピーチは無視できない」と指摘した。

  プラート理事は6日の講演で、「この判断を来週の政策委で行う必要があることは明らかだ。つまり、これまでの進展によって純資産購入の段階的な終了が十分正当化できるかどうかという判断だ」と語った。
  

Moving On Up

原題:Draghi’s ECB on Verge of Watershed for Its Bond Purchases (3)(抜粋)

(QE終了や利上げの時期を巡る市場の見方などを追加して更新します.)
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