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米国株の強気相場、少なくともあと1年持続へ-BNYメロンのCIO

  • 米国の小型株をオーバーウエート-欧州債はアンダーウエート
  • 小型株は地政学や貿易のリスクにさらされにくい-グロホウスキー氏
Pedestrians pass in front of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York.

Pedestrians pass in front of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York.

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Pedestrians pass in front of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

BNYメロン・ウェルス・マネジメントの最高投資責任者(CIO)、レオ・グロホウスキー氏によると、米国株の強気相場はあと1年以上続き、小型株のリターンに最高の可能性があるという。

  グロホウスキー氏は6日にトロントでのインタビューで、「今後1年から1年半について、われわれはまだ前向きだ。引き続き株式に優しい投資環境だと呼べる。つまり、絶対リターンがさらに追求されることになるだろう」と述べた。

  同氏はS&P500種株価指数の年末目標を、現在の水準を100ポイント弱上回る2850としている。米国内でのビジネスが大半を占める中小企業は、海外市場により大きく依存する他の企業ほど地政学や貿易のリスクにさらされにくいため、ポテンシャルがかなり高いと同氏は分析した。

Small Caps Take Off

  2380億ドル(約26兆円)の運用に携わる同氏は米国の小型株について、「現時点でわれわれは恐らく最も大きくオーバーウエートとしているだろう。今年はそれが利益をもたらしている」と述べた。ラッセル2000指数は2月8日の安値から14%上昇し、S&P500種の2倍のリターンとなっている。

  一方、北米自由貿易協定(NAFTA)から米国が離脱する確率について同氏は10%としながらも、長引く交渉がもたらす先行き不透明感がビジネスには悪材料だと述べた。BNYメロンはカナダ株のポジションをアンダーウエートとするよう勧めているが、バリュエーションが比較的低いため中立姿勢に近づきつつあるという。

  同氏は欧州債利回りが投資家にとって最大のリスクだと指摘。欧州債利回りは「ゆがめられており」、欧州中央銀行(ECB)が債券購入プログラムを終了し、インフレ率が上昇し始めれば、利回りが急騰しかねないと述べた。BNYメロンは欧州債を極めてアンダーウエートとしている。

原題:Bull Market Has at Least a Year More to Run, BNY Mellon CIO Says(抜粋)

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