コンテンツにスキップする

きょうの国内市況(6月6日):株式、債券、為替市場

国内市況の過去の記事はこちらです。指標はここをクリックして下さい。

●日本株続伸、米統計良好で資源、輸出高い-TOPIX上昇ことし最長

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京株式相場は続伸、TOPIXはことし最長の上昇となった。良好な米国経済統計や為替の安定で買い安心感が広がる中、海外原油・金属市況の上昇を材料に石油や鉱業、非鉄金属など資源株が業種別上昇率の上位に並んだ。輸送用機器やゴム製品など輸出株も堅調。

  TOPIXの終値は前日比2.63ポイント(0.1%)高の1777.59と5営業日続伸し、昨年10月24日まで記録した12連騰以来の連続上昇。日経平均株価は86円19銭(0.4%)高の2万2625円73銭と3日続伸。

  SMBC信託銀行投資調査部の佐溝将司マーケットアナリストは、「米国の経済堅調、長期金利の上昇も緩やかでリスクオンの状況が続き、米国株高に合わせ日本株も直近高値の日経平均2万3000円に戻す過程にある」との見方を示した。ただし、米国の通商政策に対する懸念がリスク要因となっており、「これまでの中国に加え、対立はEUやメキシコ、カナダと広がりを見せ、トランプ米大統領のパフォーマンスだけでは片付けられなくなってきている」とも言う。

  東証1部33業種は石油・石炭製品、鉱業、パルプ・紙、非鉄金属、ゴム製品、建設、不動産、陸運、輸送用機器など21業種が上昇。下落はその他製品、ガラス・土石製品、機械、銀行、電気・ガス、サービス、化学など12業種。売買代金上位ではみずほ証券が目標株価を上げた日立製作所、米国のゲーム見本市「E3」を前にゴールドマン・サックス証券がトップピックに据えたソニーが高い。これに対し、朝日新聞が中古マンション投資への不正融資に対する行員関与の疑いを報じたスルガ銀行が大幅安。クレディ・スイス証券が投資判断を下げたファナック、大和証券が目標株価を下げた任天堂も安い。

  東証1部の売買高は13億8976万株、売買代金は2兆4357億円。値上がり銘柄数は963、値下がりは1026だった。

●債券先物は小幅安、日銀オペ結果や減額警戒感で-超長期ゾーンに売り

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  債券市場の先物相場は小幅安。前日のドイツと米国の国債利回り低下を受けて買いが先行したものの、日本銀行による長期ゾーンの国債買い入れ結果が需給の緩和を示した上、流動性供給入札を控えた超長期債に売りが出たことが相場の重しになった。

  長期国債先物市場で中心限月6月物は前日比5銭高の150円89銭で取引を始め、一時150円90銭まで上昇した。午後は売りがやや優勢の展開になり150円82銭まで下げ、結局1銭安の150円83銭で引けた。

  SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジストは、「オペ結果から新発10年債は市場残存額という意味で結構売りものがある感じで、午後の相場を重くした。前日の10年入札も調整しなかったら低調になっていた」と指摘。日銀オペについては、「優先順位が高くないと思っていた5年超10年以下のオペが先週末に減額され、他のゾーンでも減額への警戒感が残った」と言う。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の350回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値から横ばいの0.045%で取引を始め、同水準で推移した。新発5年物135回債利回りがマイナス0.105%、新発2年物389回債利回りはマイナス0.135%と、いずれも横ばいで取引された。

  超長期ゾーンでは、新発20年物164回債利回りが0.5bp高い0.52%、新発30年物58回債利回りは1bp高い0.73%、新発40年物11回債利回りは0.5bp高い0.875%と、それぞれ上昇した。

  日銀が実施した中長期ゾーンの国債買い入れオペは、残存期間1年超3年以下が2500億円、3年超5年以下は3300億円、5年超10年以下は4300億円と、それぞれ前回から金額が据え置かれた。オペ結果によると、応札倍率は5年超10年以下で4.24倍と2015年10月以来の高水準になり、売り意欲が意識された。3年超5年以下は2.91倍と、2月以来の低水準。

●ドル・円は109円台後半、G7サミットや米朝会談控え見極めムード

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=109円台後半で推移。8、9日にカナダで開催される先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)や来週12日に行われる米朝首脳会談に対する見極めムードから、相場は小動きに終始した。

  ドル・円は午後3時9分現在、前日比0.1%高の109円90銭。午前は前日のニューヨーク市場の終盤の動きを引き継ぐ格好で底堅く推移。仲値公示を過ぎると上げが一服し、109円80銭付近まで押し戻された。午後に入り日本株の上げ幅拡大に連れて109円97銭まで値を切り上げたものの勢いはなく、日中の値幅は19銭にとどまった。

  ソシエテ・ジェネラル銀行の鈴木恭輔為替資金営業部長は、週末のG7サミットについて「通商問題で実のある合意が得られる期待は薄く、むしろ対立が深まる方向に進んでいる」と指摘。こうしたムードがドル・円の上値の重さにつながっている一方、「良好な米経済指標や株価などリスク環境の底堅さがドル・円を支えている状況」と説明した。

  ユーロ・ドル相場は前日比0.1%高の1ユーロ=1.1734ドル、ユーロ・円相場は0.2%高の1ユーロ=128円94銭で推移。前日の海外時間に欧州中央銀行(ECB)を巡る報道で反発した流れを継いでいる。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE