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Photographer: Qilai Shen/Bloomberg
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海外勢、オフショア中国株に流れ込む-対本土株プレミアムは最高水準

  • MSCI中国指数は6四半期連続高の勢い-算出以後最長の上昇局面
  • 新興諸国で最後まで残るのは中国だろうとの見方-ノムラの劉氏
The Bund Bull stands in Shanghai, China, on Wednesday, Jan. 4, 2017. After defying skeptics with solid growth last year, China aims to do the same again in 2017.
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

世界の投資家が中国の対米貿易摩擦や企業のデフォルト(債務不履行)増加、金融政策の引き締めに不安を抱いているとしても、中国株式市場にその形跡は見られない。

  MSCI中国指数は6四半期連続で上昇する勢いだ。達成すれば25年前に同指数の算出が始まってから最も長い上昇局面となる。年間を通して上海市場の株価よりも高い状態を維持し、プレミアムは過去最大の水準近くまで拡大。他の新興国市場との比較では、1990年代以後で最も高い水準にある。

  ニューヨークと香港に上場する中国企業で主に構成されているMSCI中国指数の強靱(きょうじん)さは、中国本土の株式市場に浸透する低調ムードとは対照的だ。中国本土株が2015年のバブル崩壊から回復するのに苦戦する中、海外投資家は中国の順調な経済成長や安定した通貨、米金融政策に対する抵抗力の高まりに勇気づけられている。

  シンガポールから取材に応じたノムラ・インターナショナルの中国株リサーチ責任者、劉鳴鏑氏は「現行の米金利引き上げサイクルの下、全般的なマクロの安定性を踏まえると、新興諸国で最後まで残るのは中国だろうとの見方が世界の投資家の間で強まっている」と述べた上で、「この見方がMSCI中国指数へのエクスポージャーに表れている」と語った。
        

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