豪州:1-3月のGDP伸び率、予想上回る-豪ドルは上昇

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  • 輸出回復を背景に前期比1%増、前年同期比では3.1%増
  • 豪中銀が先に示した景気加速見通しを裏付け

オーストラリア統計局が6日発表した1-3月(第1四半期)の国内総生産(GDP)伸び率は、輸出回復を背景に予想を上回った。オーストラリア準備銀行(中央銀行)が先に示した景気加速見通しを裏付ける数字となった。

  1-3月のGDPは前期比1%増(予想0.9%増)。伸びの半分を輸出が占めた。前年同期比では3.1%増(同2.8%増)。

  輸出は前期比2.4%増、GDP成長率への寄与度は0.5ポイントだった。家計貯蓄率は2.1%と、前期の2.3%(改定)から低下。2007年10-12月(第4四半期)以来の低水準となった。家計支出は0.3%増で、GDP成長率への寄与度は0.2ポイント。

  キャピタル・エコノミクスの豪州担当チーフエコノミスト、ポール・デールズ氏は「遅行的な要因があることから、純輸出の力強さが持続するかは疑問だ」と指摘。「なお低迷している実質所得の伸びと住宅市場の鈍化から消費の著しい弱さが続くのではないかと懸念している」と述べた。

  豪ドルはシドニー時間午後1時3分(日本時間同0時3分)時点で1豪ドル=0.7654米ドルと、GDP統計発表前の0.7634米ドルから上昇した。

原題:Australia’s Economy Accelerates Faster Than Expected on Exports(抜粋)

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