米大統領:カナダ、メキシコとの個別協議を真剣に検討-クドロー氏

  • NAFTA再交渉でトランプ大統領は別のアプローチ試したい考え
  • それでもNAFTA離脱の計画はない-クドロー米NEC委員長

ホワイトハウスのクドロー米国家経済会議(NEC)委員長は5日、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉について、トランプ大統領がカナダ、メキシコとの個別協議を真剣に考えていると述べた。ただ大統領には、NAFTA離脱の計画はないという。

  クドロー委員長はFOXニュースのインタビューで、「カナダ、メキシコと個別に協議するのが望ましいと大統領は考えている。このように私が話すよう大統領から指示があった」と説明。「これは3カ国だけの協議だが、全ての当事国と妥協しなければならない場合、合意内容は最悪となるケースが多い」と語った。

  トランプ大統領は1日、協議状況を巡る記者団の質問に対し、カナダ、メキシコとで別々の通商協定を結ぶことになっても構わないとの考えを表明。クドロー委員長の5日の発言は、大統領が本気でこうした選択肢を検討していることを示唆した。

  一方でクドロー委員長は「大統領はNAFTA離脱の方針はない。別のアプローチを試そうとしているだけだ。ここでタイミングを示すことはできないが、大統領が昨日われわれに語った内容から判断すると、早期にそうしたアプローチに着手したい意向なのではないか」と話した。

原題:Trump Wants Bilateral Nafta Talks But He Won’t Quit Accord (3)(抜粋)

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