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【米国株】ナスダックが最高値、原油と金が反発

更新日時
  • リスク資産上昇勢いが失速し株は上値重い、大型ハイテク株は好調
  • 米国債は反発、ドイツ国債上昇やECB巡る報道受け
NYSE bench 4x3
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
NYSE bench 4x3
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

5日の米株式市場ではS&P500種株価指数とナスダック総合指数が上昇した一方、ダウ工業株30種平均は反落。前日見られた広範なリスク資産上昇の勢いが失速した。米国債相場は反発。中期ゾーンが上げを主導した。

  • 米国株はナスダックが過去最高値更新、ハイテク堅調で-上値は重い
  • 米国債は反発、中期ゾーン中心に-イタリア債下落・ドイツ債上昇で
  • NY原油は反発、米在庫の減少見通しで
  • NY金は反発、ドル上げ幅縮小や株式相場伸び悩みで

  大型ハイテク株が堅調に推移し、ナスダック総合指数は2日連続で終値ベースの過去最高値を更新した。前日、3月以来の高値に達していたS&P500種は、前日終値をはさんでもみ合う不安定な展開だった。

  S&P500種は前日比0.1%上げて2748.80。ナスダック総合は31.40ポイント(0.4%)高の7637.86。ダウ工業株30種平均は13.71ドル(0.1%)安の24799.98ドル。ニューヨーク時間午後4時55分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し2.93%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は反発。6日発表の米週間統計で原油在庫が減少するとの観測が背景にある。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は77セント(1.19%)高の1バレル=65.52ドルで終えた。ロンドンICEの北海ブレント原油は、米政府が一部の石油輸出国機構(OPEC)加盟国に対し石油生産を日量100万バレル前後増やすよう働き掛けていると伝わり、不安定な値動きとなった。ブレント8月限は9セント高い75.38ドルで終了。

  ニューヨーク金先物相場は反発。朝方上昇していたドルが上げをほぼ全て消したのが背景。RJOフューチャーズのストラテジスト、ジョン・カルーソ氏は電話で、ドル相場が反転し、国債利回りが低下したことで「金はよみがえった」と指摘した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は0.4%高の1オンス=1302.20ドルで終了。一時は0.6%上げて1304.80ドルを付ける場面があった。

Record High

  インベスコETFのストラテジスト、ニック・カリバス氏はブルームバーグとのインタビューで、投資家は「やや慎重」だと指摘。「金利上昇だけでなく、経済動向も懸念している。それはこのように不安定ながら、じり高の展開をもたらす要因になる」と話した。

  米国債の上昇は、イタリア国債売りの再燃でドイツ国債が値上がりしたのが背景となった。午後早い時間には、欧州中央銀行(ECB)の当局者が14日の会合で量的緩和(QE)終了を議論することになると見込んでいるとの報道を手掛かりに、米国債相場が日中高値を付けたほぼ同じタイミングで、ドルの対円相場はこの日の安値に達した。

原題:Late Push Sends Nasdaq to Record High; Bonds Gain: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Rally, Led by Belly; Eurodollars Break Losing Streak
Oil Climbs as U.S. Stockpiles Point to Tightening Supply Picture
Gold Futures Advance as Dollar Pares Gains, Equities Struggle

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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