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ペトロブラス株、2桁安から大幅反発-暫定CEOにモンテイロCFO

  • 一時9.2%高-先週の週間騰落率はマイナス18%だった
  • トラック運転手のスト前と比べると株価は依然として約3分の1下落

4日のサンパウロ株式市場でブラジル石油公社(ペトロブラス)株は大幅高となった。イバン・モンテイロ最高財務責任者(CFO)が暫定最高経営責任者(CEO)職に就くとのニュースが材料視された。

  ブラジルの政治家の間で市場よりも国家の利益を重視するCEOを求める声が広がる中、同社のペドロ・パレンチCEOが1日辞任、モンテイロ氏の指名となった。テメル大統領は同日、モンテイロ氏は今後、正式なCEO就任に向け取締役会の採決に付されることになると説明した。

  サンパウロ市場で、ペトロブラス株は一時、前週末比9.2%高を付けた。先週の週間騰落率はマイナス18%。ただ、燃料高騰に抗議するトラック運転手のストでブラジル経済がまひ状態に陥る前との比較では、同社株は依然として約3分の1下落した水準にとどまる。

  テメル大統領は、モンテイロ氏の下でペトロブラスは燃料価格設定で決定権を維持することになると語った。投資家の間では、ディーゼル価格補助金によってペトロブラスの損失は完全には補塡(ほてん)されないとの懸念が生じている。

  パレンチ氏の辞任は、テメル政権による2年にわたる緊縮財政の後、市場寄り政策への支持後退を浮き彫りにしている。

Paying the Piper

原題:Petrobras Rebounds From Rout as Monteiro Takes Over as CEO (2)(抜粋)

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