コンテンツにスキップする
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
cojp

【米国株】S&P500が12週ぶり高値

訂正済み
  • 米経済への楽観、力強い米雇用統計受けた追加利上げ観測が広がる
  • 原油は続落、OPECと非加盟産油国の減産緩和が近いとの見方
Pedestrians pass in front of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Monday, June 4, 2018. U.S. stocks reached the highest since mid-March, tracking peers in Europe and Asia as optimism over the world's largest economy helped investors put protectionist fears to one side.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

4日の米株式相場は続伸。米経済への楽観の広がりなどで保護主義への懸念が隅に追いやられ、S&P500種株価指数は3月半ば以来の高値に達した。米国債相場は株高を背景に続落し、利回りは4営業日連続で上昇した。

  • 米国株は続伸、S&P500種が3月半ば以来の高値-米経済を楽観
  • 米国債は続落、10年債利回り2.94%に上昇-リスク選好で株高
  • NY原油は続落、OPEC協調減産の緩和が間近との観測で
  • NY金は続落、ドル高や利上げ見通しで強気派は様子見

  この日の米国株は、アジアと欧州で株高となった流れをくんだ。マイクロソフトがソフトウエア開発を手掛けるギットハブを75億ドルで買収することに合意したと発表し、S&P500種を押し上げた。

  S&P500種株価指数は前週末比0.5%高の2746.87。ダウ工業株30種平均は178.48ドル(0.7%)上げて24813.69ドル。ニューヨーク時間午後4時50分現在、米10年債利回りが4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.94%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は続落し、約2カ月ぶり安値となった。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国が協調減産の緩和に一層近づいたとの観測が背景。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は1.06ドル(1.6%)安の1バレル=64.75ドル。ロンドンICEの北海ブレント原油8月限は1.50ドル下落し75.29ドル。

  ニューヨーク金先物相場は続落。ブルーバーグのドル指数が年初来高値圏で推移し、堅調な米経済指標が今月の米追加利上げの正当性を高める中、金強気派は様子見を決め込んでいる。シティグループのアナリストはリポートで、金相場ではドルが引き続き最大の材料で、それが地政学リスクの高まりを受けた逃避需要に勝っていると指摘した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は0.2%安の1オンス=1297.30ドル。

12-Week High

  ネーションワイド・ファンズ・グループの投資調査責任者、マーク・ハケット氏は「米経済と決算の明確な強さが貿易を巡る不透明性を上回っていることから、投資家は貿易戦争に絡む最近の材料をおおむね受け流した」と指摘した。前週末発表された5月の米雇用統計が目を見張る好調だったことで、相場は幅広くリスクオンになっている。

  リスク選好の流れを背景に、米国債は日中を通じて値下がり。米金融政策当局による追加利上げが短期債相場に引き続き織り込まれた。

原題:Stocks Close at 12-Week High on Growth Optimism: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Extend Drop, Eurodollars Slide, as Stocks Advance
Oil Declines as Evidence Mounts of Impending OPEC Relaxation
Gold Open Interest Drops to 2018 Low as Economy Eclipses Turmoil

(5日配信の記事中、1段落目の「低下」を「上昇」に訂正しました.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE