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Photographer: Qilai Shen/Bloomberg
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中国株の買いを阻む障害なし-ドイツ銀は米中貿易摩擦を意に介さず

  • MSCI中国指数構成銘柄の米国売上高比率はわずか2%-ドイツ銀
  • ボラティリティーがアジア株参入の機会もたらす-スティーブンス氏
Lunch boxes and bottles sit in front of an electronic stock board at a securities brokerage in Shanghai, China, on Wednesday, May 30, 2018. Foreign investors are about to get a bargain. At least, that's the optimistic slant after Chinese equities slumped for the longest stretch since 2013, taking valuations back to two-year lows right before they feature on MSCI Inc. indexes from June 1.
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

世界の2大経済大国である米国と中国の間で関税を巡り緊張が高まっているものの、本格的な貿易戦争に拡大しない限り、中国株の買いを阻む障害にはならないとの見方をドイツ銀行は示している。

  米国政府は15日までに中国からの輸入品500億ドル(約5兆4800億円)相当に制裁関税を課す最終リストを発表し、その後直ちに発動する計画だ。これに対し中国政府は3日、米国が関税措置に踏み切れば両国間の協議でこれまでに表明したコミットメントを全て撤回すると警告した。ロス商務長官と中国当局者との週末の協議を受けた次の出方ははっきりしない。

  ただ、ドイツ銀のウィル・スティーブンス氏(香港在勤)はこうした米中間のやりとりに惑わされていない。同行によれば、構成銘柄の米国売上高比率がわずか2%にすぎないMSCI中国指数は、世界で最も国内志向の指数の一つで、これは同構成銘柄が貿易摩擦の矢面に立たされることはないことを意味している。

  5月30日の電話インタビューでスティーブンス氏は「われわれは比較的楽観している」と述べ、ボラティリティーがアジア株へのエントリー機会をもたらすとの見方を示していたが、週末の中国政府からの発言の後もこの見方に変化はないと6月4日に語った。その上で、最大のリスクはマーケットに対する全体的なセンチメントだと付け加えた。    
       
原題:Deutsche Bank Says Never Mind Trade Tensions, Buy China Stocks(抜粋)

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