米銀シティ、黒人バンカー比率が8年連続低下-約10人のうち1人に

  • 同行ウェブサイトに掲載されたリポートの17年データで明らかに
  • 09年当時、黒人社員の割合は約6人に1人だった
Photographer: Troy Harvey/Bloomberg
Photographer: Troy Harvey/Bloomberg

米銀シティグループの米国社員に占める黒人の割合が約10人のうち1人に低下したことが、同行のウェブサイトに掲載されたリポートの2017年データで明らかになった。

  割合低下は8年連続で、その前の10年間は上昇していた。09年当時は社員の約6人に1人が黒人だった。シティだけではなく、ブルームバーグ・ニュースは昨年、JPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカ(BofA)など複数の銀行で12年から16年にかけて黒人社員の割合が低下したと報じている。黒人の現職および元バンカーや学者によると、ウォール街の金融機関は永続的かつ不断の変化に前向きでないか、それを実現できないでいる。

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  シティの広報担当ジェニファー・ローニー氏は「多様性へのコミットメントは強いものの、シティの女性と黒人の社員数は一企業としてわれわれが望む水準を下回っていることは認識している」と述べた上で、「進展のペース加速を促すため、今年はグローバルで女性、米国で黒人社員の目標を追加設定する」と説明した。

  米国の労働人口に占める黒人の比率は約12%だが、シティを含む銀行での割合はこれを下回る。ゴールドマン・サックス・グループの17年のデータによると、同行の米国社員のうち黒人は5.4%で、幹部職員では若干上昇したものの2.9%だった。モルガン・スタンレーで黒人幹部はさらに珍しく、17年は2.2%。16年は1.9%だった。
              

Black Bankers Dropping

The percentage of black employees among Citi's U.S. workforce keeps falling

Source: Citigroup disclosures

原題:Black Bankers Drop at Citigroup for Eighth Consecutive Year (1)(抜粋)

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