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ジュリアーニ氏:米大統領には自身への捜査に影響及ぼす広範囲の権限

  • 全ての捜査を終わらせることができるとまでは主張するつもりはない
  • 大統領が自身を恩赦するのは可能だろうがそうすることはないだろう

トランプ米大統領の弁護団の一員、元ニューヨーク市長のルディ・ジュリアーニ氏は3日、大統領自身に対する司法当局の捜査に影響を及ぼす大統領の権限について、完全に無制限ではないものの広範囲にわたるとの考えを示唆した。

  米紙ニューヨーク・タイムズは2日、大統領の弁護団がモラー特別検察官に宛てた2件の書簡について報道。書簡では大統領に司法妨害罪を問うことはできないと主張し、その理由として大統領には捜査を終わらせることも、恩赦の権限を行使することも認められているためだと論じていた。書簡はジュリアーニ氏が弁護団に加わる前の1月にモラー氏に手渡されていた。

  ジュリアーニ氏はNBCの番組「ミート・ザ・プレス」で、憲法上では確かに大統領がいかなる捜査も終了させることができるように見受けられるため、同書簡の内容の「80%近く」に同意するとし、同意できない部分は主に戦略的レベルのものだとの考えを示唆した。

  ただ、ジュリアーニ氏はABCの番組「ジス・ウィーク」で、たとえ話として、仮に大統領が贈収賄や殺人の罪を犯したとの疑いがあるような場合にも捜査を終わらせることができるとまで、主張するつもりは自分にはないと断った。

  また、ジュリアーニ氏はNBCの番組で、大統領は恐らく自身を恩赦することが可能だろうが、そうすることはないだろうと指摘。「米大統領が自身を恩赦するとは考えられず、直ちに弾劾手続きにつながる可能性がある」と語った。

原題:Giuliani Says Trump Couldn’t End Investigation of Any Crime (2)(抜粋)

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