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米ボーイングとアメリカン航空、自由貿易を支持-減税で恩恵でも反旗

  • 米鉄鋼輸入関税で緊張が高まる中、両社が自由な市場の重要性強調
  • 国際航空運送協会の年次総会出席で訪れたシドニーで両社幹部が発言

トランプ米大統領が推し進めた税制改革で多大な恩恵を受けた2社が大統領の通商政策に反旗を翻した。米国が欧州連合(EU)とカナダ、メキシコへの鉄鋼・アルミニウム輸入関税発動を発表し、緊張が高まる中、2社は自由な市場の重要性を訴えた。

  航空機メーカーの米ボーイングと航空会社アメリカン航空グループは3日、航空貨物や旅客の移動に影響を及ぼし得る貿易摩擦への懸念を表明した。両社とも減税による恩恵を従業員に還元している。

  アメリカン航空グループのダグ・パーカー会長兼最高経営責任者(CEO)は国際航空運送協会(IATA)年次総会出席のため訪れたシドニーで、「われわれは世界貿易と自由貿易の熱烈な支持者であり、緊張が高まり始める時はいつも懸念している。各国が協調し、世界貿易を維持させられるよう、われわれは注視しながら期待している」と語った。

  ボーイングのマーケティング担当バイスプレジデント、ランディ・ティンゼス氏はシドニーでのインタビューで、「われわれは市場がオープンで公正な貿易への道筋をたどってほしいと望んでいると、今後も訴えていくつもりだ」と述べた。同氏によれば、ボーイングはアルミの90%を米国から調達しているという。

原題:Trump Beneficiaries Turn Free-Trade Lobbyists as Tensions Rise(抜粋)

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