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Photographer: Eric Thayer/Bloomberg
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米国株、年内にディフェンシブ銘柄への転換が到来か-モルガン・スタンレー

  • 景気拡大は弱まり、年内に下降サイクルへ転じると予想
  • 一部の例外を除き、REITにそれほどディフェンシブ性はない
Traders work on the floor of the New York Stock Exchange.
Photographer: Eric Thayer/Bloomberg

米国株に対して最も弱気な見通しを示している大手金融機関の1社であるモルガン・スタンレーが、景気変動の影響を比較的受けにくいディフェンシブ銘柄へのローテーションが年内に訪れると警告を発している。

  マイク・ウィルソン氏を含むストラテジストらは顧客向けリポートで、投資家が経済成長の鈍化や強気相場の最終局面を予想する中、上昇局面で投資家に選好されてきたテクノロジーや金融などの景気敏感セクターはディフェンシブセクターに道を譲るだろうと指摘した。   
  
  ただ、テクノロジー株を不動産投資信託(REIT)や公益株に置き換えればいいということでもなさそうだ。ストラテジストによれば、過去にディフェンシブだったこうしたセクターが必ずしも将来そうあり続けるとは限らない。競争激化と細分化が進む中で生活必需品銘柄はそうした側面が薄れ、ヘルスケア関連はその「ディフェンシブ性」を変化させかねないプレッシャーにさらされている。一部の例外を除いてREITはそれほどディフェンシブではない。
   

relates to 米国株、年内にディフェンシブ銘柄への転換が到来か-モルガン・スタンレー

ソース:Morgan Stanley

  状況が厳しくなった時に相対的に健闘が見込まれるセクターはどこか。公益、生活必需品、通信、ヘルスケアはこれまで、市場の緊張が高まる局面でディフェンシブ性を発揮してきた。引き続き公益と通信はこれに当てはまるだろうが、セクター内のサブグループでパフォーマンス格差が広がるとモルガン・スタンレーが予想する生活必需品とヘルスケアについては、もはやそれを期待できない。ブルームバーグが集計したデータによると、生活必需品と通信は業種別の年初来パフォーマンスで最低水準に位置している。

  ウィルソン氏のS&P500種株価指数の年末予想は2750と、ブルームバーグが集計したウォール街の金融機関20社余りで最も弱気な見方となっている。

原題:Defensive Stock Rotation Looms This Year, Morgan Stanley Says(抜粋)

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