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Photographer: Christopher Lee/Bloomberg
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ゴールドマンのコモディティー収入、4カ月で前年実績上回る

  • エネルギー市場のボラティリティーやアルミ価格急騰が追い風
  • 商品部門の純収入は昨年、1999年の株式公開以来最低を記録していた
Besieged by Activist Investors? Goldman Unveils an App for That
Photographer: Christopher Lee/Bloomberg

ゴールドマン・サックス・グループは今年に入って数カ月の間にコモディティー部門の収益が2017年全体の実績を上回り、同セクターの憂いを払った。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  ゴールドマンのコモディティー部門は数十年にわたりウォール街の羨望(せんぼう)の的だったが、昨年は同行のトレーディング不振の象徴と化し、純収入は約75%落ち込み、同行が株式公開して以来最低を記録した。

  しかし今年に入り同部門は調子を戻しつつある。コモディティー部門の業績を同社が公表していないとして関係者が匿名を条件に語ったところによると、同部門はわずか4カ月で純収入が17年通期実績を上回った。同年は約2億5000万ー3億ドル(約272億-326億円)に落ち込んでいたという。

  17年に赤字だったゴールドマンのガス・電力部門は今年、エネルギー市場のボラティリティーから恩恵を受けた。年初に米北東部が寒波に見舞われたほか、欧州は2、3月と寒さが続いた。4月にはルサールに対する米国の制裁を引き金にアルミ価格が急騰。ゴールドマンはアルミ価格上昇で利益を得るポジションを取っていた。

Timing Is Everything

  ゴールドマン広報担当のマイケル・デュバリー氏は、「世界経済が強さを増す中で一部商品の需要が高まり、価格も一段と変動している」と指摘。「それに応じて投資家や企業など当社顧客からの関心の高まりが見られる」と付け加えた。商品トレーディング部門の収入については具体的なコメントを避けた。

原題:Goldman Is Said to Top 2017 Commodity Revenue in Just 4 Months(抜粋)

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