Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米国株の保有比率引き上げ、景気減速の日本株は売りを-BofA

  • より良い業績、力強い成長、堅調な設備投資などが米国株選好の理由
  • 「米国市場は相対的にクオリティーが高い」-バーティ氏ら
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米国株市場は4カ月前、2016年前半以来の調整という困難な局面に見舞われた。その市場をストラテジストらは今、世界で最も安全な投資先の一つと捉え始めている。

  バンク・オブ・アメリカ(BofA)は5月31日、新興国市場や欧州の混乱から打撃を受けた投資家に対し、米国株の保有比率引き上げを勧めた。シティグループも先週、米国株に対する投資判断を強気に転じている。ジェームズ・バーティ氏らBofAのストラテジストらは、イタリアの政治リスクの高まりや日本や欧州諸国の景気減速に触れた上で、日経平均株価の構成銘柄を売り、S&P500種株価指数の銘柄を買うよう顧客に助言した。

  同ストラテジストらは調査リポートで、「米国はより良い業績修正、より力強い成長、堅調な設備投資サイクルを備えている上、株価は調整済みで、予想PERは16倍とバリュエーションも妥当だ」と指摘。「米国市場は相対的にクオリティーが高い」と述べた。

  マキシミリアン・モルダシュ氏らシティのストラテジストらは先週、予想を上回る業績に加え、新興国市場から資金流出が加速する可能性を踏まえ、米国株に対する投資判断を「中立」から「オーバーウエート」に引き上げた。

原題:BofA Joins Citi in Pivot to S&P 500 Safety Amid Global Turmoil(抜粋)

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