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ムニューシン氏に怒りの矛先も-G7、鉄鋼関税協議する異例の舞台に

  • 財務相会議は31日から3日間の予定でカナダのウィスラーで開かれる
  • カナダを安全保障上のリスクと考えるのはばかげているとモルノー氏
ムニューシン氏

ムニューシン氏

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
ムニューシン氏
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

主要7カ国(G7)は31日から3日間の予定で、カナダのウィスラーで財務相・中央銀行総裁会議を開く。トランプ米政権がこれまで適用除外としてきたカナダや欧州連合(EU)に鉄鋼・アルミニウム追加関税を課すと発表し、カナダなどが素早く対抗措置を打ち出す中で、米国と最も親密な同盟国やEUは、ムニューシン米財務長官に厳しい態度で臨む意向を示す。

  G7財務相・中銀総裁会議の議長を務めるカナダのモルノー財務相は、貿易問題が会議の中心議題になる見通しだと認めた。31日にカナダに到着するムニューシン財務長官は、冷ややかな出迎えを受けることになりそうだ。

  モルノー財務相は「カナダが安全保障上のリスクと見なされることは、ばかげているとわれわれは考えており、そのことを非常に明確に伝えるつもりだ。会議に出席する他の同盟国も同じ考えを示す可能性が高いと思う」と語った。

  G7財務相会議は当初、世界経済の改善を評価する場になると思われていたが、突如として貿易問題が中心議題に浮上した。

  米シンクタンク、大西洋評議会のバート・オースターフェルト氏は「それほど上品な議論にはならないだろう。そもそもルールに基づく自由貿易が全ての国にとって良いと考える国の集まりであり、関税について協議するために集まるという趣旨は異例だ。世間はその話題でもちきりになるだろう」と述べた。

原題:Outrage Over U.S. Steel Tariff Set to Spill Over Into G-7 Meet(抜粋)

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