最近の欧州株安、2011-12年の債務危機と大きく異なる-ゴールドマン

  • 域内経済はずっと良好な状態にある-ベル氏らストラテジスト分析
  • 大幅な反発相場はないにしても、短期的には買いの好機か

イタリアの政局混迷は2011-12年の欧州債務危機の記憶を呼び戻すが、ゴールドマン・サックス・グループは当時との大きな相違を指摘する。域内経済はずっと良好な状態にあるということだ。

  シャロン・ベル氏らゴールドマンのストラテジストは、「欧州株は最近大きく売りを浴びたが、欧州では低調な株価と、そこそこ力強い製造業購買担当者指数(PMI)という乖離(かいり)が見られる」と指摘した。

  ストラテジストらは、政治的な雑音を除けば欧州株はユーロ圏全般にみられる力強い景気回復をあまり反映していないと分析。大幅な反発相場はないにしても、短期的には買いの好機となっている可能性があると記した。

  ゴールドマンは欧州株について、ユーロ安が利益にプラスに働くとして域外で事業を展開する企業を推奨。また投資判断の上方修正を背景に資源関連の企業も勧めた。ゴールドマンはテクノロジーと基礎資源、石油、自動車、公益、銀行を「オーバーウエート」としている。

原題:Goldman Finds Big Difference From Debt Crisis for Europe Stocks(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE