Photographer: Michael Nagle

JPモルガンが為替取引シェアで首位浮上、シティ陥落

  • JPモルガンは昨年2位、4年連続トップのシティは5位に後退
  • 新たな測定方法を採用-2位はUBS、3位はXTX
Photographer: Michael Nagle

JPモルガン・チェースが世界の為替取引の市場シェアで首位の座を獲得したことが、ユーロマネー・インスティテューショナル・インベスター誌が新たな測定方法で実施した調査で明らかになった。これまで4年連続トップだったシティグループは5位に後退した。

  ユーロマネーのデータによると、JPモルガンのシェアは12.1%と昨年の10.3%から上昇。2位はUBSで8.3%、3位のXTXマーケッツは7.4%だった。シティグループは6.2%で5位に後退したものの、従来の測定方法であれば2位に入っていたという。今回は短期スワップの取引量が年次リストから除外された。

  この結果の背景には電子取引への広範なシフトという変化がある。16-17年に通貨の名目総量が世界で16%伸びたJPモルガンの投資銀行部門は、直物為替取引の名目出来高の93%余りが電子取引だった。フォワード取引では電子取引の割合は80%前後と、16年の70%から上昇している。

  JPモルガンのマクロ取引世界責任者、トロイ・ローボー氏はマンハッタンの同行オフィスで、「この成長の多くは電子トレーディング事業によってもたらされた」と述べた上で、「われわれは毎年、電子およびモバイル取引に一貫して投資してきた」と語った。
           

18年ランキング17年ランキング
JPモルガン12
UBS23
XTXマーケッツ312
BofA44
シティグループ51
HSBC66
ゴールドマン・サックス78
ドイツ銀行85
スタンダードチャータード99
ステートストリート1011

             
原題:JPMorgan Dethrones Citigroup to Become Biggest Currency Trader(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE