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【NY外為】加ドルなど資源国通貨が上昇、カナダ中銀の見解受け

更新日時

30日のニューヨーク外国為替市場ではカナダ・ドルが上昇。カナダ銀行(中央銀行)のタカ派的見解を受け、買いが膨らんだ。リスク選好の回復を背景に商品価格の上昇を受けて他の資源国通貨も上げた。イタリア政府が国債入札を無事こなし、ユーロ懐疑派が同国の経済政策のかじ取り役になるとの懸念が薄れる中、ユーロは前日の下落分を取り戻した。

  米ドルはカナダ・ドルに対し一時1.4%下げ、約1週間ぶり安値の1.2836カナダ・ドルを付けた。日中取引としては昨年12月以来最大の下げとなった。カナダ中銀は政策金利を据え置く一方、慎重な文言を声明から一部削除し、景気拡大の継続はより高水準の金利を正当化しているとの見方を「一層」強固にしていると述べた。声明発表後、カナダ2年債の利回りは1.93%まで上昇する場面があった。

  ニューヨーク時間午後4時40分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.6%安。ユーロは対ドルで1.1%高の1ユーロ=1.1667ドル。ドルは対円で0.1%上げて1ドル=108円91銭、対カナダ・ドルで1.1%下げて1米ドル=1.2880カナダ・ドル。

  ユーロは1.2%高の1.1676ドルで日中高値を付けた。ユーロは良好なユーロ加盟国経済指標やイタリア国債相場の持ち直しが支援材料となった。

欧州時間の取引

  ユーロは対ドル市場で前日の下げを埋める展開で、1.1600ドルを回復。イタリアのポピュリスト政党2党が政権獲得に向けて最後の努力を始めたものの、イタリア国債相場は落ち着きを取り戻した。

原題:Loonie Boosted by BOC; Commodity Currencies Rally: Inside G-10(抜粋)
Euro Holds Gains After Italy Auction as Panic Eases: Inside G-10

(第1段落を書き換え、4段落以降を追加して更新します.)
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