ロシア人記者殺害、実はウクライナ当局の創作-暗殺計画者の拘束目的

ロシアのプーチン政権に批判的だった同国出身のジャーナリスト、アルカディ・バブチェンコ氏が殺害された事件について、ウクライナ当局は30日、殺害をたくらんでいた人物の逮捕を目的に当局が仕掛けた芝居だったことを明らかにした。

モスクワの自宅の外に掲げられた記者の写真、供えられた花

ブルームバーグ

  ウクライナ保安庁(SBU)は 記者会見で、ロシアがバブチェンコ氏暗殺に4万ドル(約440万円)の報酬を提示していたと説明。その上で、実際に暗殺をたくらんでいた人物らは拘束されたと明らかにした。バブチェンコ氏はロシア国内で脅迫を受けたことから昨年、ウクライナに亡命した。暗殺は「ロシアの保安当局が命じた」とSBUは言明した。

  ブルームバーグはこれより先、ウクライナ警察からの声明に基づいて、バブチェンコ氏がキエフの自宅で撃たれた後に救急車の中で死亡したと報じた。

  先にバブチェンコ氏殺害への関与を否定していたロシア外務省は、同氏が生存していることを喜ばしく思うと表明。その上で、これはウクライナの「プロパガンダ」だと非難した。

原題:Ukraine Faked Murder of Kremlin Critic to Catch Real Assassins(抜粋)

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