ゴールドマンがアプリ提供-アクティビストの標的にならないために

Bloomberg

ゴールドマン・サックス・グループのバンカーらは何日もかけて、ある企業がアクティビスト(物言う投資家)の標的になるリスクを分析したものだ。しかし同社は今、顧客企業が自分でそれをするためのアプリを提供しようとしている。

スティーブン・バーグ氏

出典:ゴールドマン・サックス

  同社は2年をかけて、株主に関する過去のデータを取捨選択した上で他の情報と組み合わせてアクティビストに対する脆弱(ぜいじゃく)性を査定するプログラム「ジュピター」をひそかに開発した。数週間内に、アクティビストの標的となりそうな顧客企業にこのアプリを提供する予定だ。

  このソフトウエアは例えば、会社の株式を保有するファンドによる評価を参照する。増収率や配当性向が高いなどの点が高く評価されていれば、ファンドマネジャーがアクティビストの要求を退ける確率が高まるという考え方だ。

  企業経営陣はこの情報を基にそれぞれの強みをさらに高めたり、他の投資家を呼び込んだりできる。「アクティビストに対する最大の防御は賢い攻撃だ」と、ゴールドマンで合併・買収ソリューションの共同責任者を務めるマネジングディレクターのスティーブン・バーグ氏が述べた。

原題:Besieged by Activist Investors? Goldman Unveils an App for That(抜粋)

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